『LISTEN』を読んで、返事を考える前に相手の話を聴く

LISTEN 知性豊かで創造力がある人になれる · ケイト・マーフィ(著)/篠田真貴子(監訳)/松丸さとみ(訳)

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ケイト・マーフィ『LISTEN 知性豊かで創造力がある人になれる』の表紙
LISTEN 知性豊かで創造力がある人になれるの表紙

相手の話に、意識を戻す

ケイト・マーフィさんの『LISTEN』を読んだ。まず意識したいのが、話を聴いているときの自分の頭の中。

話を聴いている途中で、「なんて返そうか」と考えたり、そこから別のことを考え始めたりする。そんなときは、それに気づいて意識的にやめる。相手の話に集中するためには、そうした努力が必要になる。

聴く力は、気づきと忍耐力があれば伸ばせる。話の内容とともに、自分が何に意識を向けているかにも気を配りたい。

沈黙も、考えるための時間

もう一つ印象に残ったのが、沈黙は悪いものではないということ。聴いた内容を自分の中で受け止めてから、次に聴きたいことをじっくり考えればいい。

これは、1対1で話す1on1ミーティングで学んだことともつながった。沈黙している間にも、相手は考えている。その時間が成長につながることもある。会話が止まったというだけで、すぐに言葉を足す必要はない。

本音を話せるように、聴く側が伝える

人は本音を話すことに罪悪感を覚えたり、話してしまったことを後悔したり、恥ずかしく感じたりする。聴く側は、そのことも理解しておく必要がある。

だからこそ、話す相手に「遠慮はいらない」と伝えることが大事なのだと思う。何を話してもらうかを考えるときに、相手が話しやすい状態かどうかにも目を向けたい。

相手の話に集中する。沈黙の時間を待つ。遠慮せずに話していいと伝える。『LISTEN』を読んで残ったのは、対話の中で意識したい、この三つだった。

聴くことを見直す一冊

『LISTEN』は、人の話を聴くことが、理解や人間関係にどう関わるのかを扱った本。日常の会話から、聴く姿勢を考え直すきっかけになる。

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この本

書名
LISTEN 知性豊かで創造力がある人になれる
著者
ケイト・マーフィ(著)/篠田真貴子(監訳)/松丸さとみ(訳)
出版社
日経BP
版
単行本 四六判
ISBN
9784822289003
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