1on1のことを勘違いしていた
実践!1on1ミーティング · 本田賢広
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職場に1on1ミーティングを取り入れたくて、本田賢広さんの『実践!1on1ミーティング』を読んだ。読んでまず思ったのは、そもそも1on1のことを勘違いしていたな、ということだった。
いちばん印象に残ったのは、1on1は部下の成長のためにある、という考え方。何を話すか、どんな質問をするかを考える前に、まず何のための時間なのかを理解しておく必要があるんだね。
この本では、安心して本音を話せる関係をつくるところから、相手の意欲や気づきを引き出すところまで、1on1での関わり方を順に扱っている。いきなり深い質問をする前に、相手が話せる関係になっているかを考える。信頼関係をつくる話が、いくつもの章に分けて書かれている。
読んでいて分かりやすかったのは、コーチングを基本にしながら、ティーチングやフィードバックをどう使い分けるかというところ。質問の仕方も具体的で、実践に向いていると感じた。
たとえば、相手に考えてもらう場面もあれば、情報や選択肢を伝える場面もある。この本は、その関わり方を考えるための手がかりになる。著者は企業の管理職への研修やエグゼクティブコーチングを手がけてきた方で、対話の進め方に加えて、上司がどう相手に向き合うかも扱っている。
1on1を始めようと思っているなら、その時間を誰の成長のために使うのかを考えてみる。自分にとっては、そこから理解し直せた一冊だった。
この本
- 書名
- 実践!1on1ミーティング
- 著者
- 本田賢広
- 出版社
- 日本経済新聞出版
- 版
- 日経文庫 新書
- ISBN
- 9784532114343
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